昼夜問わず魚信多発!クロ、イサキ、ヤズ大暴れ!
【五島・椛島】
@馬場祐幸
■さすが椛島、クロの魚影濃厚■
あすなろ会・佐賀長崎支部長の原さんから、椛島周辺で大型クロが釣れているという情報が入ってきた。そこで11月23日、チームRのメンバー七人で五島に行くことにした。
9時に釣具のまるきん本店に集合予定だが、私は早めに到着した。百田店長に最新クロ情報を聞くと、中五島でクロが釣れていると言う。
そうこうしていると全員が集まり、エサを購入して車二台に分乗し、出発。12時前にあじか磯釣センターに着いたので出港の準備をし、13時ごろシーウィングに乗り込み、田平港を出港した。情報通りなら、椛島国辺に行けたら期待できそうだ。当日の天気は晴れで北寄りの風がやや強く、波は2〜2.5mとやや時化ぎみだ。
約二時間走ったころエンジンがスローになり、外に出て周りを見回すと中五島に来ているようだ。クロは期待できそうだ。風が強いこともあり、私と山本君、シンディーの三人は、椛島の南側にある地の平瀬に上がった。目の前には平瀬が見える。
さっそくマキエ作りに取りかかる。今回はオキアミ一角半、ヒロキューのイッキ浮かせグレ一袋、パン粉1kgを手で丹念に混ぜ合わせる。ツケエは生イキくんM、Lを使用。私は左端、すぐ右にシンディー、山本君がワンドに釣座を構える。仕掛けを作りながら足元にマキエを入れると、潮は下げ潮で左に流れている。すぐに夜になることを考え、私は昼釣りと夜釣りの仕掛けを同時に作る。
仕掛けを作りながら山本君とシンディーの釣りを見学していると、彼らは一投目から35cmクラスのクロを釣っている。今日はクロの活性が高いようだ。
仕掛けを完成させ、ようやく私も釣り始める。マキエを足元に二〜三杯打ち、仕掛けをサラシの切れめに入れ、マキエを二〜三杯追加する。
投入を繰り返し、仕掛けを張りながらウキを沈めていると、穂先に当たりが出たので合わせを入れた。食ってきたのは25cmクラスだが、クロが私にも釣れたのでほっとした。
同様の釣り方で同型を数匹追加したところで、今までより強い引きに遭遇した。手前の沈み瀬を かわし、タモに収めたのは一回り大きい38cmのオナガだった。
日没を迎えたところで、あまり潮が動かない左側に移動する。夜釣りの仕掛けに替え、ウキにセットしていたケミホタルを光らせ、夜の大物に期待する。
しばらく釣っていると、飯を食べようとシンディーが呼びに来た。おにぎりなどを食べながら、「夜はあまり潮が動かない。私より左側がいいよ」とシンディ一にアドバイスする。
他の磯が気になったので、矢川君とえがちゃんに電話してみる。彼らも私たちと同じくらい釣れており、全体的に
好釣果のようだ。お腹がいっぱいになったところで夜釣り突入!シンディーはアドバイス通り、私の左側にやってきた。
マキエは昼の残りにアミを一角加え、海水を入れてベチョベチョにして足元だけに撒く。シンディーにも同様にマキエし、瀬際を釣ったらいいと伝える。しばらくはエサ盗りも釣れずにツケエが残ってくるが、三十分もすれば夜釣りの定番キンギョが釣れだした。
21時30分ごろ、隣で釣っていたシンディーに待望の当たりが出た。彼は夜釣りの経験は少ないが、竿曲がりを見ていると良型のようだ。
彼は魚を波に乗せて上げようとしているので、タモを入れようとしたがそのまま抜き上げてしまった。近寄って魚を見ると、40cmをゆうに超えるクチブトだ。シンディーにとっては自己記録更新魚となるはずだが、表情に出して喜ばない。
私も負けてはいられないと、頑張っていたが当たりはない。やがて二時間ほどすぎたころ、いきなり竿先を引ったくる当たりがあった。道糸を出して態勢を立て直し、魚の走りを止め、強引に寄せるが、意外と簡単に寄ってきた。クロではないようだ。
なんだろう? そう思いながら、浮かせてタモに収めたのは45cm近いイサキだった。私自身こんなイサキは見たことがなく、びっくりした。その後、30cmのイサキを追加し、魚をクーラーに入れながら「なんか釣れたね?」と山本君に聞いてみる。
「今まで経験したことがないとてつもない当たりがあって、一瞬でハリスを飛ばされた」と興奮ぎみに言っている。
「また当たってくるかもしれないよ〜」
私はそう言って釣座に戻った。午前4時ぐらいまで粘ったが、その後はエサ盗りだらけになったので、一時間ほど仮眠を取る。
■クロ全員安打、お土産のも満載!■
目を覚ますと午前5時ごろで、朝食を摂り、マキエを作った。マキエはオキアミ二角、イッキ浮かせグレ遠投、制覇グレ遠投を各一袋ずつ混ぜ、全層仕掛けで大型を狙う。足元のサラシにマキエを打ち、海中を覗くと、すでにエサ盗りが湧いている。
マキエを足元に三〜四杯打ち、仕掛けを沖に入れてサラシの切れめまで引っ張ってくる。さらにマキエを一度だけウキに被せ、張りながらウキを沈めてゆく。すると数投後に当たり、合わせを入れてからは手前まであっさり寄ってきた。しかし、取り込み直前に瀬に突っ込もうとしたので、竿を寝かせてうまくかわした。無事にタモに収まったのは、40cm近いオナガである。
幸先よく良型が釣れ、本日も期待できそうだ。同じパターンで仕掛けを入れると、同型のオナガが数匹食ってきた。陽が昇って水温が上がったのかエサ盗りが増えたので、マキエを足元だけに撒き、ハリスに打っていたガン玉を外して遠投する。すると一投目から当たりが出るが、合わせるとクロとは違う引きだ。やり取りをしていると、40cmほどのヤズが浮いてきた。
次こそはクロをと思い仕掛けを入れると、数投日にまたしても同型のヤズが釣れた。今度は仕掛けをサラシの中に入れると、25cmを下回るコッバグロが入れ食いになった。遠投をしても仕掛けがなじむ前にコッバグロに盗られてしまう。
周りを見ると、いずれもコッバグロが竿を曲げている。コッバグロとの格闘の末、ようやく35cm近いクチブトを釣りあげた。納得のゆく1匹だ。
14時に納竿し、船に乗ってメンバーに聞いてみる。すると全員が35cmクラスを数匹釣っており、満足のゆく釣行となった。
(あすなろ会/チームR)
<メモ>★あじか磯釣センター TEL0950・57・0883
★釣具のまるきん・本店 TEL0955・23・3518