由良半島・小島
【仕掛け&マキエ変更で40cmグレが連続ヒット!】
@松田 友和
この1ケ月、仕事の忙しさときたら半端じゃなく、おかげで風邪をこじらせて寝込む始末。11月16日(日)に予定していた尾長塾のグレ釣り大会の前日まで仕事を休んでいた私は、気が引けながらも大会に参加することにした。というのも、私は現在このクラブの塾長を勤めさせてもらっており、なんとしても参加したかったからだ。尾長塾の大会は、年に1〜2回開催しており、5周年の記念大会には112名もの人に参加してもらった。
大会当日は、前日からの雨も上がり、北西の風が少し強いものの、まずまずの釣り日和となった。この日参加していただいたのは32名。競技方法はフカセ釣りで釣ったグレの総重量で競う。
この日、お世話になったのは由良半島の古川渡船さん。大会などで貸切(30名以上)にすると、商品を提供してくれたりと、いろいろ気を使ってくれる。
この日の出港は午前6時15分。運良く他の渡船とのジャンケンもなく、「地釣」からの横付けとなった。あらかじめクジを引いていた順番通り、色々な磯へと磯上がりしていく。私は、最後の磯上がりだったので半ば諦めていると、船頭さんが「小島」の前で止まり、「波飛沫さえ我慢すれば、ここやってみる?」
私はペアを組んだ二宮さんと相談して、この小島に磯上がりすることに。しかし、二宮さんは体調が悪く、飛沫が当たらないところでグッタリ……。私も少し体調が悪いのだが、せっかく来たのだからと重い腰を上げ、仕掛けを作ることにした。
潮は満ち潮で、南東から北西へ流れているが、北西の風が強く、しかも南からのウネリまでついている。
見ただけで釣りづらそうだ。私はとりあえず重めの仕掛け作りをすることにした。ラインは、風やウネリの影響を避けるため、細目の1.5号。
ウキは「IDR立瀬2B」で1.5号のハリスにガン玉Bを段打ちにした。針も重めの「速手グレX6号」として、釣りを開始した。
様子を伺うために、足元に撒いたマキエには無数のエサ盗りが群がっている。私は足元にマキエをいれ、仕掛けを本流の際に投入して、ゆっくりと沖の潮目に送り込んだ。潮目に到着するやいなや、かすかなアタリ。しかし、エサだけ盗られていた。

よし、今度こそと少し誘いをかけた瞬間、穂先がコツコツとアタリを捉えた。すかさずシャープにアワセをいれた。「よ〜し、きたよ!」と二宮さんに知らせるが、まだ元気がない様子。1匹目なので、慎重に取り込んだのは36cmの口太グレ。
同じパターンで、このあとなんと5連続ヒット!サイズは40cmまでだが、幸先のよいスタートとなった。
これには二宮さんもぴっくりしたようで、やっと重い腰を上げた。2人で交互に釣ることにしたが、グレのアタリが止まってしまった。なぜだろ? と考えているだけでは仕方がない。私は一つの仮説を立てた。
「あれだけアタリがあったのだから、そう簡単にはいなくならないはず。もしかして、グレはかなり浮いているのかも?」
そして、仕掛けを変更。ウキを「KAZU競技M000」にし、クッション水中をつけた。ここで大事なのは、仕掛けと一緒にマキエも変えるということだ。ここまで「キザミッコ生」をベースに「ハイパーグレZ」を混ぜて使っていたが、浅いタナを狙うのなら、やはり「キザミッコボイル」だろう。これに、最近発売になった「磯グレスーパーうかせ」を混ぜた。
仕掛けとマキエを変えてからは、まさに1投1匹! あまりに私ばかり釣れ続くので、二宮さんが「その
ウキを貸してくれ」と言うほど。二宮さんも、この「KAZU競技」に交換してからグレがアタリはじめたが、少し手遅れといった感じだった。しばらくして潮が止まってしまったのだ。私は、久しぶりにいい釣りができて大満足だった。
ウキもさることながら、マキエを変えたのも大きな要因だろう。この「磯グレスーパーうかせ」は、今日のような強い風に負けないほどしっかりまとまり遠投がきくのに、着水と同時にはどよく拡散する。比重が軽いためゆっくりと沈むため、グレを浮かせて釣るのに最適な集魚材といえる。

その後、下り潮になってからはアタリもなく、大会は終了となった。「もしかして、私が優勝か?」と意気揚々港に帰り、検量してびっくり。なんと21.3kgも釣っていた人(大洲市の田中さん)がいたのだ。匹数は私とあまり変わらないのだが、ほとんどが40cmオーバーだった。結局、私は16.8kgで2位になったわけだが、優勝した田中さんに今日の仕掛けを聞いてまたびっくり!なんと、私と同じウキ(KAZU競技)を使っていたというのだ。改めて、凄いウキだと思った。
何はともあれ、無事大会も終了。
今年はグレの当たり年なのでは?と思いつつ帰路についた。